成績が良い人はどのような学習習慣なのか?

 
教師として現場や放課後講師の経験や自身の経験を含めて見えたものがあります。
 
今回はそのコツをお伝えします。
1.初めは解けないで「当然」と思え!
2.一冊の問題集を繰り返し完璧にしている
3.解答は「イメージ」で行え!

1.初めは解けないで「当然」と思え!

 
1回目、問題演習を行う時は「解けないもの」と思っておいてください。
 
問題を見て暗記系統なら30秒、数学など論述系統は3分間手が止まり、
 
「わからない」と思ったら「答えを見てください」
 
答えは基本的に「考えて出てくるものではありません」
 
分からなかった問題はなぜその答えなのかをしっかりと理解に努めてください。

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2.「一冊の問題集を繰り返し、完璧にしている」

a)やり遂げることが重要!

 
成績が上がらない子供の特徴は
 
「やり遂げることなく、色んな問題集に手を出している」
「一度しか解かず、分からない問題は放置している」
 
子供が大多数です。
 
成績が上がる子供達は
 
「一冊の問題集を必ずやり遂げる」
「繰り返し解いて分からない問題を必ず無くしている」
 
これは見ていたら絶対の法則です。

b)ワークは「繰り返し解く」を前提に使え!

 
繰り返し、同じ問題を行う事が大切です。
 
「時間より回数!」のコツを思い出して復習を徹底します
 
「解けない、分からない」所を無くして行きます!
 
教科書準拠のワークは後から「繰り返し」解けるように工夫して使いましょう。
 
僕のオススメは
 
「赤のペンで回答欄に答えを書いて赤シートを使う」方法です。
それじゃあ「ワークを学校に提出をしないといけないのですがどうしたら良いですか?」
と学生に言われますが。。
 
「どのように使うかあらかじめ先生に理由を説明して、別のノートに解いて提出する」
 
など自分で工夫してどうにかしてくださいね ←このような工夫は人生生きる上で大事ですよ
 
a)一問解いたら答えを確認し、チェックを入れながら問題を解く
 
1問問題を解いたら必ずその都度答えをすぐに確認していくようにしてください。
 
分からなかったところ、解いていった問題には必ずチェックマークを入れて繰り返してください。
 
一度で解けた場合は〇
解けなかった場合は×
解説を見ても分からない場合は※
 
を付けます
 
※の部分は学校などの先生に必ず質問に行きましょう。
 
b)繰り返し問題を解く
 
1度目の復習は「全部解き直します」
授業直後だったなど必ずしも「定着していたから解けた」とは限らないためです。
 
3.で解説する「イメージ」で行うの方法でスピードを重視して復習していきます。
 
問題を見て暗記系統なら30秒
数学など論述系統は3分間
 
手が止まったら解けなかったと見なして、すぐに答えをみて理解に努めてください
 
2度目の復習は「×と※」のみ解いていきます
 
3度目は「全部解き直します」
 
人間は基本的に「忘れる」ので奇数回目の復習の場合は「全部解き直してみます」
定着してきたものは「手が止まらず解けるようになっている」はずなので
復習に要する時間は短くなってくるはずです。
 
これを復習のサイクルとして繰り返していく。
 
一冊の問題集を5~6回、回せばかなり定着してくると思います。
 
「もういい加減、分かるわ!!」というくらいまで行うのがポイントです。
 

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3.解答は「イメージ」で行え!

 
社会の問題は論述以外は基本的に単語の記述や記号での問題が多くなりますね。
 
いちいち単語を書くとどうしても時間がかかってしまうので
 
「解答は頭の中でノートをイメージし鉛筆で書いてください」
 
イメージで書ければ「本番でも書けるはず」です。
 
※どうしても「漢字」が心配な場合、その部分だけ紙に書いても構いません。
   自信を持って書けるのにわざわざ紙に書く必要はないです。
   心配なら、最後の復習の時だけ答えを紙に記述しても良いです。

4.まとめ

1.初めは解けないで「当然」と思え!
問題を見て30秒で「わからない」と思ったら「答えを見る」
 
2.「一冊の問題集を繰り返し、完璧にしている」
 
a)やり遂げることが重要!

「一冊の問題集を必ずやり遂げる」

「繰り返しといて分からない問題を必ず無くしている」
→成績の良い子供の習慣
 
b)ワークは「繰り返し解く」を前提に使え!
「赤のペンで回答欄に答えを書いて赤シートを使う」
「繰り返し解く!」復習が大切!!
 
3.解答は「イメージ」で行え!
「解答は頭の中でノートをイメージし鉛筆で書いてください」
 
勉強が出来ない子は断言します。
 
「いません」
 
難しい日本語を習得しているのですから、みんなできるはずなのです。
 
それは自分のレベルにあったものを繰り返して、不明点を無くしているかどうかの差だけなのです。
 
どれだけ薄い問題集でも構わないので、ぜひやり遂げてみてくださいね。
 
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