今回は中学校数学の定期テストの対策方法とコツをお伝えしようと思います。
 
小学校の算数と異なり、進度が速く法則を多く使う事に慣れていきましょう!
 
数学の定期テストのコツをお伝えします。

1.数学はゲームに似ている

数学はゲームの攻略の手順に似ています。

このような形で各単元(例:一次方程式というくくり)を攻略していくことで、数学の実力は確実に上がっていきます。

①解き方を理解する      

 (武器を集める)→ 教科書の例題

②解き方のパターン練習

(武器の使い方を練習)→ 教科書の練習問題・類題・ワーク基本問題

③様々な問題にパターンを合わせる練習  

(実践にてレベルを上げる) →教科書の発展問題・ワーク発展問題

パターンを組み合わせる練習  

(Boss戦) → 入試問題レベル

このように4つの段階に分類されていきます。

各単元において自分はどのレベルなのかが分かれば

それに応じた繰り返し学習を行うことで 必ず” 数学テストは得点が取れるのです。

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2.中学数学定期テストの原則

a)”教科書”は最強の武器である!

 
定期テストは原則、授業で習った内容が出ます。
 
逆に考えれば、
 
生徒全員に行き渡っているもの
 
をしっかりとやっていればテストは必ず取れるはずなのです。
 
テスト対策の第一段階は
 
「教科書」
 
がしっかりとマスター出来ていれば
 
「7割」は確実に取れます。
 
ただし、教科書はページの関係上
 
問題の解説が不十分であったりすることが多いため
 
「教科書ガイド」
 
を購入すること
 
プラスで「スタディサプリの解説動画」
 
をオススメしています。
 
理解には問題に対する解説が命
 
であるためです。
 
この2冊+動画サービスは自習学習スタイルにおいては
 
最強の武器です!!

b)武器を研ぎ澄ませる”教科書準拠ワーク”を繰り返せ!

 
なぜなら、教科書準拠のワークの大抵は
 
教科書の問題の数字を変え、パターンを繰り返せる
 
ように構築されていることが多いからです。
 
まず教科書の問題が本当の意味で理解できていれば、大抵の問題は解けるはずなのです。
 
逆に教科書準拠のワークを繰り返すことで
 
解き方を理解出来ているのか
 
確認が出来ます。
 
市販のワークなどを行う段階はまずこの学校ワークが
 
9割以上正解出来る段階
 
になってから行いましょう。

c)様々な形の問題に触れる「市販のワーク・塾などの問題集」

(学校準拠のワークが9割以上正解である)

状態であり、より高得点を目指すのであれば

様々な形の問題に触れ、理解している解き方パターンを

「合わせる」   「組み合わせる」

ために市販の問題集など多くの問題演習を行っていきましょう。

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3.レベル別学習法

a) 0~40点(教科書マスター段階)

 
「40点が取れない」という人は
 
教科書の基本的な理解が出来ていません。
 
段階としては 
 
①解き方を理解する ②解き方のパターン練習
 
を行う段階です。
 
基本的な理解とは
①公式や法則の理解(教科書例題)
②公式や法則の活用パターンの理解(教科書類題・練習問題)
 
の二つから成り立ちます。
①公式や原則の理解(教科書例題)

教科書の例題は基本的に

公式や基本法則をそのまま当てはめれば解くことが出来る問題

です。

ここで重要な事は

「使える」と「理解している」というのは別物である

ということです。

数学の苦手な子たちは

「使える」だけで「理解が出来ていない」子が多いです。

<"使える"と"理解している"の違い>

中学校1年生で習う「一次方程式」を例にとってみましょう

以下のような問題があるとします。

問題:この方程式を解きなさい

$${3x}{+5}={3}$$

この問題では2つの法則を使います

①数字の移項を行う場合は「符号を変えて移動させる」

$${3x}={3}{-5}$$

$${3x}={-2}$$

②xの前についている数は「掛け算(乗法)」であるため両辺を同じ数で割る

$$\frac{3x}{3}=\frac{-2}{3}$$

$${x}=\frac{-2}{3}$$

①と②の二つの法則を活用することで方程式を解くことが出来ます。

重要なのはこの法則を機械的に「使える」だけでなく「理解する」

ことです。

例えば、①の法則が成り立つのか理解していますか?

式が「=」で繋がっているという事は「同じ値」であるという事です。

つまりは

左辺に何かを「加法や減法」をしたならば右辺も同じことをせねばなりません

3=3

左辺に1を足したなら、右辺にも1を足さないと同じになりません

3+1 =3+1

①の法則は本来はどのような過程で生まれたのでしょうか?

$${3x}{+5}={3}$$

$${3x}{+5}{(-5)}={3}{(-5)}$$ 

$${3x}={3}{-5}$$

$${3x}={-2}$$

赤の部分を省略して計算できるから「法則」とされているのです。

意味を分からず機械的に法則を活用していることが「使える」

この意味を分かって法則を活用していることが「理解している」

という違いとなります。

公式や基本法則を「理解する」ことで40点以上は確実に取れるようになります。

この理解が出来るように「教科書ガイド」は大きな役割を果たします。

また「スタディサプリの解説動画」も効果的です。

それでもわからない場合は「学校の先生」に聞いてみてくださいね!

理解が出来た後に

②公式や原則の活用パターンの理解(教科書類題・練習問題)

教科書の「類題」「練習問題」

→例題の数値を変えていたり、似た難しさである

の3つに絞り、繰り返して間違えなくなるまで解いてください。

b) 40~80点(学校準拠ワークマスター段階)

40~80点の間の子は特に

③様々な問題にパターンを合わせる練習  

を行う段階です。

基本的に解き方は理解している段階ですが、確認のために

「教科書の例題」「教科書の類題」「教科書の練習問題」

はすべて”一度”は解いてください。理解していればすぐに解けるはずです。

解けなかったところは印をして繰り返し解きましょう。

その後、教科書準拠のワークを繰り返し解いて、出来ないところを潰していきましょう。

教科書の例題レベルの問題なども繰り返し学習させてくれるため、

ワークは最低3回以上は繰り返してください。

完璧であれば、80点以上は確実に取れるはずです。

教科書準拠ワークの繰り返し学習の方法は以下の記事から↓

「問題集の使い方のコツ~成績が良い子供の習慣~」

c) 80点以上(応用力養成段階)

「教科書の問題も確実に解けた」

「準拠ワークもほぼ確実に解けて、間違えたところが数問である」

という段階まできている子は

「市販の問題集や塾の問題集」などより様々な問題に触れましょう。

 
オススメ → スタディサプリ”定期テスト講座”を活用すること
                                        か
                教科書ワークという準拠のワークをもう一冊仕上げること
 
です。

特にパターンを組み合わせる練習  

が出来ると良いですね。

入試問題は一つの大きい問題で多くの解法を活用しなければ解けないように考えられています。

発展問題などにチャレンジし、「なぜその解答になるのか」

繰り返して実力を養成していきましょう。

 

スタディサプリは以下の記事を参考に↓
 
教科書ワークは以下の物がオススメ↓
          <記事準備中です>

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4.まとめ

1.数学はゲームに似ている

①解き方を理解する

(武器を集める)→ 教科書の例題

②解き方のパターン練習

武器の使い方を練習)→ 教科書の練習問題・類題・ワーク基本問題

③様々な問題にパターンを合わせる練習  

(実践にてレベルを上げる)→教科書の発展問題・ワーク発展問題

パターンを組み合わせる練習  

(Boss戦) → 入試問題レベル

2.中学数学定期テストの原則

a)”教科書”は最強の武器である!

 
定期テストは原則、授業で習った内容が出ます。
 
全国の生徒全員に行き渡っているもの 「教科書」が最強の武器である
 
理解のために「教科書ガイド」がオススメ!

b)武器を研ぎ澄ませる”教科書準拠ワーク”を繰り返せ!

 
教科書準拠のワークは
 
「教科書の問題の数字を変え、パターンを繰り返せる」
 
ように構築されていることが多い
 
学校ワークが 9割以上正解出来る →80点から90点を目指せる

c)様々な形の問題に触れる「市販のワーク・塾などの問題集」

(学校準拠のワークが9割以上正解である)

状態であり、より高得点を目指すのであれば

市販の問題集など多くの問題演習を行っていきましょう。

3.レベル別学習法

a) 0~40点(教科書マスター段階)

 
①解き方を理解する ②解き方のパターン練習 を行う段階
 
まずは基本的理解が必要
①公式や法則の理解(教科書例題)
・公式や基本法則をそのまま当てはめれば解くことが出来る問題を理解する
・「使える」と「理解している」というのは別物である →なぜか説明できるように
 
②公式や法則の活用パターンの理解(教科書類題・練習問題)
教科書の「類題」「練習問題」を間違えなくなるまで繰り返し行う
→例題の数値を変えていたり、似た難しさである
 
b) 40~80点(教科書準拠ワークマスター段階)
 
③様々な問題にパターンを合わせる練習  を行う段階

「教科書の例題」「教科書の類題」「教科書の練習問題」はすべて”一度”は解く

→解けなかったところは印をして繰り返し解く、テスト直前にも確認

・教科書準拠のワークを繰り返し解く3回以上

繰り返し学習の方法はこちら→ 「問題集の使い方のコツ~成績が良い子供の習慣~」

c) 80点以上(応用力養成段階)

特にパターンを組み合わせる練習を行う段階

「教科書の例題」「教科書の類題」「教科書の練習問題」はすべて”一度”は解く

→解けなかったところは印をして繰り返し解く、テスト直前にも確認

・教科書準拠のワークを繰り返し解く3回・9割以上の正解

→間違っている所のみ、繰り返し復習

市販の問題集など多くの問題演習を行っていく

取り組み方は教科書準拠ワークと同様の繰り返し学習法を活用する

以上が数学の定期テストのコツでした!

ぜひ参考にしてくださいね!

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