今回は中学生の定期テストの対策方法をお伝えしようと思います。
 
社会はどうしても暗記色が強い科目です。
 
逆に考えれば、「誰でも努力すれば得点が取れる科目」なのです!
 
私自身教壇に立ち、そしてテストを作成していた身なのでどのように対策をしたら良いのかコツをお教えしたいと思います。
 

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1.社会科定期テスト攻略の原則

 
 

a)「習っていないものは出ない」

 
当たり前のことですが、授業で扱った内容以外の内容は基本的に「出ません」
 
教えてないものが出たらそれは反則ですからね。笑
 
全員が触れた内容からしか、ほぼテストは出てきません。
 
つまりは、「教科書」「資料集」「ワーク」からしか基本的には出てこないのです。
 
9割はここから出てくるのです。
 
点数が現状取れていないのであれば、塾の対策問題などを行うより、
 
学校準拠のワークを5回やったほうが遥かに効率良いのです。
 
塾の対策問題は学校の生徒 「全員」が触れている問題ではないのですから。
 
特に、先生独自の補助教材(プリント)は必ず必要性があって配っていますから出やすいです!

b)教科書準拠のワークは5回は繰り返し行う!

 
各学校で教科書準拠のワークを使っているはずです。
 
このワークは必ずテスト前までにテスト範囲を5回は繰り返しておきましょう
 
ちなみにテスト1週間前に指導した学生が
 
今まで10点しか取れなかった状態が60点までアップしました。
 
案の定、勉強方法は「教科書を読んでノートまとめした」のみでした。
 
ノートまとめはやった気になりますが、
 
繰り返しがないため、脳のメカ二ズム的にも効果が薄いです。
 

c)問われ方が変わる問題が解けるようになるには"理解"が必要

 
教科書の内容であれば範囲となりうるので、
 
教科書の知識を組み替えて問い方を変えてくることがあります。
 
本当に理解しているのか確認したい、また差を付けたいという教師の心理です。
 
社会(歴史)における「応用問題」は単純に「答え」を答えるものではなく
 
年代を「並べ替えるもの」
間違いを見つけるものなど問われ方が変わるのです。
 
差を付けたい場合はこのような問題を入れてきます。
 
このような問題に関しては
 
「市販の問題集」あるいは「塾の問題集」を解くこと
 
で様々な問われ方に慣れることが重要です。
 
問題集はそれぞれのレベルに合わせて選ぶことが重要です。
 
厚過ぎず薄くて繰り返しが出来き、解説が詳しいものを選ぶと良いですね。
 
また問題集の選び方などは別記事で解説したいと思います。
 

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2.レベル別学習法

 
 

a)50点以下

 
「50点が取れない」という人は基本的に知識が頭に入っていないことがほとんどです。
①社会のマンガでテスト範囲の内容を確認
②教科書の音読
③教科書準拠ワークの繰り返し学習
 
※時間がどうしてもない場合や勉強する習慣がない人は③を優先的に行いましょう。
 
この3つを徹底的に行うことで70点~80点は取れるようになってくるはずです。
 
①社会のマンガでテスト範囲の内容を確認 
 
テスト範囲のマンガを
”覚えよう”とせず、10分程度で時間を決めて繰り返し読みましょう。
 
教科書で太字になっている用語が出てきた場合はマーカーで印をしておきましょう
→教科書のどこの部分とリンクしているのかが理解できます
   教科書音読の際に「マンガのあの部分のことか」とイメージが出来るのです
 
②教科書の音読
 
マンガのイメージと教科書が結びつくことでより記憶に定着しやすくなります。
マンガとは異なり、実際の写真と結びつくので資料問題の時に役立ちます。
 
また音読することで脳により定着します。
 
③教科書準拠のワークの繰り返し学習
 
30点以下の場合は
優先的に「知識・理解」の項目を
しっかりと繰り返し学習できるようにしてください。
 
繰り返し学習の方法は以下の記事を見てください↓
 
教科書準拠のワークには
「知識理解」「技能表現」「思考判断」
とそれぞれ問題のタイプを分けてくれているはずです。
 
①②の学習方法は高校受験にも通じています。
勉強していても点数が取れない方や受験を目指す人はぜひ行ってください。
まだ勉強をする習慣がない人や時間がない人は③だけまずやってみてください。
 

b)50点~80点

 
50点以上は取れるけど・・・。という子はワークを完全に定着し切っていないというケースがほとんどです。
 
漢字が覚えられていなかったり、雰囲気だけで覚えていたり…。
 
このような場合は
 
問題の答えを頭の中で答えるだけでなく、テスト3日前に
 
「ノートに答えをしっかり書いてみる」
                               or
「白紙でコピーした問題集に答えを記入して見る」
 
を行い、実際にテスト範囲のワークがどれだけ定着している確認しましょう。
 
隠してみると出来るけど、書いてみると意外に「出来ない」
 
という可能性があるので行ってみてください。
 
雰囲気や流れで覚えてしまっているというタイプです。
 
出来なかったところは繰り返し行い、ワークを完璧にしていくことで
 
必ず70点以上を取ることが出来ます!
 

c)80点以上

 
このレベルになると「応用問題」が解けるかのレベルになってきます。
 
特に「各人物」「各出来事」の「年代」が頭の中で整理されているのか?
 
が問われてきます。
 
①社会のマンガでテスト範囲の内容を確認
②教科書の音読
 
これをより繰り返し「強化」すること
 
③「市販の問題集」「塾の問題集」など
   で様々の問われ方の内容に触れることを行うと良い
オススメ → スタディサプリ”定期テスト講座”を活用すること
                                                       か
                    教科書ワークという準拠のワークをもう一冊仕上げること
 
→この段階に移る目安は「ワークがほぼ9割完璧」であると判断できる場合、行いましょう一度答えをノートに書いて、すべて解き9割出来ていたら並行して、「他の問題集を行う」と良いです。
 
これは該当の範囲を教科書準拠ワークと同じやり方で3回は繰り返し行えばバッチリです。

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3.まとめ

 
 
1.社会科定期テスト攻略の原則
a)「習っていないものは出ない」
 
「教科書」「資料集」「ワーク」からしか基本的には出てこない→約9割
学校準拠のワークを5回やったほうが遥かに効率良い
先生独自の補助教材(プリント)は必ず必要性があって配っている
 
b)教科書準拠のワークは5回は繰り返し行う!
 
必ずテスト前までにテスト範囲を5回は繰り返す
ノートまとめはやった気になりますが、繰り返しがないため、脳のメカ二ズム的にも効果が薄い
 
c)問われ方が変わる問題が解けるようになるには"理解"が必要
 
教科書の知識を組み替えて問い方を変えてくる
「市販の問題集」あるいは「塾の問題集」を解くこと
→様々な問われ方に慣れることが重要
厚過ぎず薄くて繰り返しが出来き、解説が詳しいもの
 
 
2.レベル別学習法
 
a)50点以下
①社会のマンガでテスト範囲の内容を確認
②教科書の音読
③教科書準拠ワークの繰り返し学習
 
b)50点~80点
③教科書準拠ワークの繰り返し学習
 
これにプラスして
 
「ノートに答えをしっかり書いてみる」
「白紙でコピーした問題集に答えを記入して見る」
 
隠してみると出来るけど、書いてみると意外に「出来ない」可能性がある
 
c)90点以下
 
④「市販の問題集」あるいは「塾の問題集」を解くこと
→様々な問われ方に慣れることが重要
オススメ → スタディサプリ”定期テスト講座”を活用すること
 
 
「教科書ワーク」という準拠のワークをもう一冊仕上げること
 
厚過ぎず薄くて繰り返しが出来き、解説が詳しいもの
このレベルになると「応用問題」が解けるかのレベルである
「各人物」「各出来事」の「年代」が頭の中で整理されているかが問われる
 
以上が中学社会の定期テスト対策のコツになります。
 
 
全科目の定期テストの対策は以下の記事にまとめてありますのでぜひご覧ください!↓↓↓
 
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